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オバマ、対北 宥和メッセージ 初言及

登録:2013-03-14 22:04 修正:2013-03-15 09:46

 バラク・オバマ米国大統領が13日(現地時間)北韓に対して核実験中断とミサイル発射中断など信頼構築措置を取れば、それに答える用意があるという前向きな対北韓メッセージを放送に出演し直接投じた。

 オバマ大統領はABC放送のインタビューで、北韓との対話のために何が先行する必要があるかとの質問に「多くのことがある。 しかし核実験を中断し、ミサイル試験を中断することによって始めることはできる。 彼らが取りうる多くの信頼構築措置がある」と話した。

 オバマは進行者が 「金正恩(北韓労働党第1秘書)が最近‘オバマの電話を受けたい’と言った」として、2008年大統領選候補の時に北韓と直接対話すると言ったことは今でも有効かと尋ねると、「対話をするには実際に役立つ状況を作る必要がある。 韓国・中国など6者会談当事国が関与する必要がある」と答えた。 彼は続けて「北韓は我々の要点を知っている。 我々は非核化された韓半島を望むと話してきた。 このような挑発的威嚇を中断しなければならない」として「彼らの孤立脱皮と国際社会参加のために共に努力する準備ができている」と付け加えた。 ただし、オバマは‘悪い行動には補償しない’という既存の交渉原則を再確認した。

 昨年11月ミャンマー(ビルマ)での演説以後、公開の席上で行なった初めての対北発言であるオバマのこの日の言及で、特に注目されるのは北韓が核実験とミサイル発射など追加挑発をしなければ対話に臨むという意向を明らかにした点だ。 これは米国が既に掲げた対話の前提条件を大きく低めたものと言える。 オバマ1期行政府の時、米国は核施設の凍結や南北当局間の対話が先などの難しい前提条件を付け、対話開始自体を難しくしたり、‘戦略的忍耐’を理由に対北韓対応を無視してきた側面があった。 キム・チャンス韓半島平和フォーラム企画委員長は「交渉を通じて平和的解決策を用意することを促したジョン・ケリー国務長官の先週の発言を公開的に追認したもよう」としながら「オバマ2期行政府の新しい対北韓政策基調になりうる」と話した。 しかし、外交部高位当局者は「北韓が(威嚇的)捜査の強度を高めている状況で、北韓を抑制しようとする目的があると見なければならない」とし、米国の対北韓政策変化の信号と解釈することではないと話した。

 合わせてオバマは、中国と対北協力体制構築に力点を置いていることを明らかにした。 彼は「中国は北韓政権の崩壊を憂慮して北韓の悪い行動を継続的に我慢してきたが、今は考えが変わっている」として‘非常に希望的な要素’と話した。

 この日のインタビュー進行者は、先月北韓を訪問した米国プロバスケット スター デニス・ロッドマンをわずか10日前にインタビューしたジョージ・ステファノプロス アンカーだ。 当時ロッドマンは金正恩第1秘書がオバマの電話を受けたいと話したと伝えた。 このような事情のために、一方ではオバマが金第1秘書にメッセージを直接投じるために今回のインタビューに出てきたのではないかという解釈も出ている。 オバマはロッドマン インタビュー内容を承知していると話した。 ワシントン/パク・ヒョン特派員、パク・ビョンス先任記者 hyun21@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/578133.html 韓国語原文入力:2013/03/14 20:40
訳J.S(1495字)

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