イ・ドンフプ憲法裁判所長候補者に対する国会人事聴聞会が21日から2日間の日程で開かれる。 聴聞会が開かれる前に家族同伴国外出張、業務推進費不正使用など事実であることが確認された個人不正だけで17件に達し、疑惑次元で提起された問題点も14件に及び、2000年人事聴聞制度導入以後で最も多い非適格理由を扱う聴聞会が開かれることになると見られる。
イ候補者は18日その間に提起された疑惑の内、16件について釈明したが、以後に一部の釈明は偽りであることが明らかになり、論難はより一層拡大している。 イ候補者は業務推進費不正使用について 「2012年初め、休日に業務推進費を使えないとの指針が出てきた以後からは使わなかった」と説明したが、退任直前の2012年9月にも日曜日に自宅付近の日本料理店で21万ウォンを決済していた。 イ候補者は財産増殖と関連した疑いを解明しながら毎月娘たちから250万ウォンの生活費を受け取っていたと明らかにし、これまで財産申告を不誠実に行ってきた事実を自認し、贈与税脱漏疑惑に新たに火がついた。
チェ・ジェチョン、パク・ポムゲ、ソ・ヨンギョ、パク・ホングン議員など民主統合党所属の人事聴聞特別委委員はいっせいにイ候補の辞退を促し総攻勢を予告した。
セヌリ党人事聴聞特別委委員は「ひとまず聴聞会で本人の話を聞いてみよう」という態度だ。 だが、あまりにも多くの疑惑が連日溢れ出ている上に、イ候補者がセヌリ党所属議員らと質疑応答内容を事前調整しようとして発覚するなどしてイ候補者の肩を積極的に持つことは困難と見られる。 人事聴聞会は21日午前10時から12時まで<韓国放送>(KBS) 1テレビが、午後1時30分から3時まで(SBS)が生中継する予定だ。 <国会放送>は人事聴聞会の全過程を生中継する。 ユン・ヒョンジュン、ハ・オヨン記者 hjyoon@hani.co.kr