hankyoreh

原文入力:2012/07/27 20:26(1481字)

←【ソウル=ニューシス】27日午後ソウル、汝矣島(ヨイド)国会政論館でキム・チェナム統合進歩党議員がイ・ソクキ、キム・ジェヨン議員除名案否決に関する立場発表を終えて取材陣の質問に答えている。

進歩党、イ・ソクキ、キム・ジェヨン除名否決 後暴風
"キム議員、除名参加約束をくつがえす"
非党権派、党混乱拡大として糾弾
参与系 カン・ドンウォン議員 離党示唆
キム議員 "イ議員に奉仕の機会を与えて欲しい"
党権派 "混乱は収拾できる

  イ・ソッキ、キム・ジェヨン議員の除名投票に無効票を投じて統合進歩党のカン・キガプ代表、シム・サンジョン院内代表体制を根元から揺さぶってしまったキム・チェナム議員が27日「党の和合のためだった」として自身が無効票を行使した事実を確認した。 しかしパク・ウォンソク議員は‘妥当でない弁解’、‘政治的犯罪行為’としてキム議員の‘変心’を批判し、カン・ドンウォン議員も「このような背信は初めて感じる。 変心した理由を明らかにしなさい」としてキム議員を攻撃した。

  現指導部側はキム・チェナム議員が投票前に２人の議員を除名することに参加することを約束しておきながら態度を変えて今回の事態を招いたと批判した。 参与党出身のカン・ドンウォン議員はこの日午前に記者会見を行い、 「キム・チェナム議員が去る23日、新・旧党権派議員全員が参加する議員総会を開けば、２人の議員に対する除名を議決することに２度にわたり約束したし、これを決議文という文書で共に確認までした」として「なぜ変心したのか文書に一緒に署名した議員には理由を明らかにしなければならない義務がある」と話した。 カン議員は離党することもありうる意向もほのめかした。

  当事者であるキム・チェナム議員も午後に記者会見を行い「私はイ・ソクキ議員に‘勝利’を抱かせたのではなく、カン・キガプ代表体制で奉仕できるよう‘労役刑’を命じた」とし「新・旧党権派が和合しなければ中断なき革新という目標を実行できないばかりでなく革新というドアを開けることもできない」と話した。 彼女は「25日の中央委員会で両者が葛藤していて会議案件さえ上程できないのを見た以後に心を決めた」として「二人の議員を除名するならば和合は不可能にならざるをえない」と話した。

  だが、キム・チェナム議員の解明は状況をより一層悪化させた。 前日の除名案否決直後に院内スポークスマン辞任の意向を明らかにしたパク・ウォンソク議員は「キム議員は二人の議員除名を否決させた理由として中断なき革新のためにというとんでもない詭弁を挙げて国民と党員を欺瞞した」として「カン・キガプ代表を選択した党員たちの決定を正面から否定することで野党圏連帯の破局を望むセヌリ党をはじめとする保守勢力に贈り物を贈る政治的犯罪行為であるだけ」と批判した。 彼はまた「カン・キガプ代表の革新を座礁させた主犯が中断なき革新を語るという自己矛盾を告白している」として「環境団体をはじめとする市民社会に向かって自己反省をすることを望む」と促した。

  キム・チェナム議員が属する‘緑色連合’ホームページ掲示板にはキム議員を批判する文が列をなした。 キム・ボヒョプ記者 bhkim＠hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/544561.html 訳J.S