原文入力:2011/12/20 22:13(1278字)
ソク・ジンファン記者
保守側 "北韓訪問 弔問阻む"
政府が20日、政府次元の弔問団を送らず、金大中前大統領とチョン・モンホン現代グループ会長遺族に限り民間人弔問を許容するという方針に対して市民団体は保守と進歩に分かれて交錯した反応を出した。
参与連帯と経実連などは 「わが政府が北韓の安定を支援する意思があることを積極的に表明し、韓半島非核化と平和に画期的転換点を用意する次元で公式弔問団派遣という肝っ玉の大きい決断を下さなければならない」と促した。 対北韓支援団体である民族和解協力汎国民協議会(民和協、常任議長キム・ドクリョン)もこの日、金正日北韓国防委員長の死亡に弔意を表わす報道資料を出して「金委員長の死亡で大きな悲しみに陥っている遺族と北韓住民たちに慰労の心を伝え、北韓が困難に賢明に対処できることを願う」と明らかにした。 韓半島平和フォーラム(共同代表イム・ドンウォン、ペク・ナクチョン)もこの日発表した弔意文で「悲しみに暮れている北の同胞に慰労を伝える」と明らかにした。 続けてこの団体は「金委員長は6・15南北共同宣言と10・4南北首脳宣言を通じて不信と対決の南北関係を和解と協力の関係に発展させようと努力した」として、南北関係の安定のために弔問団を派遣することを政府に要請した。
政府の北韓訪問弔問対象に含まれなかった盧武鉉前大統領の遺族たちは弔問団に参加することができるようにしてほしいと要請する雰囲気だ。 盧武鉉財団は統一部を通じて北韓に伝達する弔意文として‘金委員長が急逝したという報に接し遺族と北韓同胞に深い哀悼の意を表わす’と明らかにした。更に「韓半島情勢を安定させ南北関係の未来を考え、政府次元の弔問団を派遣することが望ましい」として「財団も弔問団を派遣することにしたし、財団の協力要請に対して政府が肯定的に検討することを期待する」と明らかにした。 参与政府統一外交安保長次官および大統領府補佐官もこの日緊急懇談会を開き、北韓に弔意文を伝達することにし、弔問団を派遣することが望ましいという意見を集約した。
反面、パク・ソニョン自由先進党議員は「金委員長の死に対して北韓住民たちが真に悲しんでいるのか、慰められなければならないことなのかは疑問」とし「国軍捕虜家族などには一度も慰労をしないイ政府が天安艦・延坪島事態、大韓航空機爆破、アウンサン テロなどを行った者に慰労をするということは順序が違う」と批判した。大韓民国オボイ(父母)連合のチュ・ソンヒ事務総長は「大韓民国の主たる敵が死んで政府が弔意を表明し弔問を許容するということは話にならない」として「北韓訪問弔問をしようとする人がいるならば最後まで戦い阻むだろう」と明らかにした。 ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: 訳J.S