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20・30・40代 パク・ウォンスン 圧倒的支持…世代投票 明確

原文入力:2011/10/27 00:37(1519字)
キム・ウェヒョン記者


出口調査 世代別得票率 20代 69.3% -30代 75.8% -40代 66.8% 得票
江南(カンナム)・瑞草(ソチョ)は与党票集中…ナ・ギョンウォン地方区で敗北


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放送3社の10・26ソウル市長補欠選挙出口調査に現れたソウル市民の民心は若年層と江北(カンブク)圏の野党圏指向、高齢層と江南(カンナム)圏の与党指向を如実に示した。

何よりも世代別偏差が際立っていた。20~30代はパク・ウォンスン野党圏単一候補に全幅的とも言える支持を示した。選挙のカギを握っている世代である40代も同様だった。50代以上はナ・ギョンウォン ハンナラ党候補に対する支持が高かった。いわゆる‘若野老与’現象だ。 パク候補は30代で75.8%、20代では69.3%の得票率を記録した。 ナ候補は各々23.8%、30.1%を記録した。40代もパク候補66.8%、ナ候補32.9%で20~30代と似た傾向を見せた。 反面、ナ候補は50代(56.5%)と60代以上(69.2%)でパク候補より多くの票を集めた。

‘若野老与’現象が異例なことではないが、偏差がこれほど大きかったことはこれまでなかった。若年層の既成政界に対する不満がそれだけ強いという傍証と読まれる。パク・ウォンスン候補が市民候補を標ぼうし最後まで無所属を維持し、アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長の全面的な支持を受けたという点が作用した結果と見える。開票放送を見守った民主党関係者たちの間では「20~30代がこれほど集まるとは思わなかった」という話もあふれた。


地域別に見れば江南(カンナム)地域の‘結集’と‘孤立’様相が再度明確に現れた。他地域では大部分がパク候補が50%台後半の得票率で40%台前半のナ候補を上回ったが、江南地域は正反対であった。ソウルを北東・北西・南東・南西に分けた時、唯一南東圏(江南、江東(カンドン)、瑞草(ソチョ)、松坡(ソンパ))地域ではナ候補(53.7%)がパク候補(45.8%)より多い票を貰った。江東区(カンドング)を除けば伝統的にハンナラ党の支持指向を示してきたいわゆる‘江南3区’地域だ。


ただし昨年の6・2地方選挙と比べれば江南圏(南東圏)で与野党の格差が大幅に狭まった点も注目される。当時オ・セフン ハンナラ党候補の得票率が最も高かった江南・瑞草2ヶ所では得票率が60%に肉迫し、ハン・ミョンスク民主党候補は30%中盤に終わった。こういう格差が今回の出口調査では8%に狭まった。 オ・セフン候補は当時25区の内、江南圏と中区、龍山区、銅雀区、永登浦区など8ヶ所だけで勝ったが、江南圏の‘票の集中’のおかげで辛勝し‘カンナム市長’という汚名を着ることもした。


反面、ソウル南西圏(江西(カンソ)、冠岳(クァナク)、九老(クロ)、衿川(クムチョン)、陽川(ヤンチョン)、永登浦(ヨンドンポ))ではパク候補(58.2%)とナ候補(41.4%)の格差が16.8%で最も大きかった。江北(カンブク)の東側圏域ではパク候補56.1%、ナ候補43.6%であり、西側圏域はパク候補57.8%、ナ候補41.8%であった。


キム・ウェヒョン記者 oscar@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/502680.html 訳J.S