大統領府は21日、イスラエルに拿捕(だほ)・拘束された韓国人が釈放されたことについて、「イスラエル側が韓国国民を直ちに釈放した点を高く評価し、歓迎する」と述べた。
カン・ユジョン首席報道官は同日の会見で、「イスラエル側が特に韓国国民2人については収容施設を経由することなく、直ちに国外退去措置を取った」とし、このように語った。
カン首席報道官は「李在明(イ・ジェミョン)政権は、イスラエルがガザ地区に向けて航海中だった救援船を拿捕する行為を通じて韓国国民を逮捕したことに対し、強い遺憾の意を表する」としたうえで、「イスラエル側は、今回の件で韓国とイスラエル関係に影響が及ばず、さらに発展することを望んでいるという立場を示した」と述べた。
また、「李在明政権は、国際人権問題をはじめ、韓国国民の安全を守るため、原則に基づき責任を持って対応していくとともに、そのために関係国とも緊密な外交的対話を続けていく」と述べた。
これに先立ち、イスラエル軍は韓国人活動家のドンヒョンさん(34、キム・ドンヒョン)が乗った船とヘチョさん(28、キム・アヒョン)が乗った船を拿捕し、活動家らを逮捕した。これに対し、李在明大統領は前日の国務会議で、「韓国国民を国際法的に妥当ではない理由で拘束したのはあまりにも酷いことで、非人道的だ」とし、国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を発付したイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を「戦犯」とし、逮捕状を執行できるかどうかを検討するよう指示した。