原文入力:2009-12-13午後07:24:32
ハンナラ“来年2月 法案発議”…野党“多数党 独裁”
キム・ジウン記者,ソン・ヨンチョル記者
ハンナラ党が国会の18ヶ常任委員長をすべて多数党が引き受けるようにする国会法改正案を発議することにした。しかし野党が‘多数党独裁を試みる発想’として反対し立ち上がった。
アン・サンス ハンナラ党院内代表は13日<ハンギョレ>との電話通話で「責任政治理念を具現するために多数党ですべての常任委員長を引き受けるのが正しい」として「案が出てくれば来年2月頃に発議する」と話した。アン代表は「米国をはじめヨーロッパも大部分が多数党が常任委員長を占め、責任政治を行い、間違った時は審判を受ける」として「我が国は野党に常任委員長を配分しているが、(野党が)責任を全く負おうとしない部分がある」と話した。ハンナラ党が推進する国会法改訂がなされれば、現在国会の多数党であるハンナラ党が18ヶの常任委員長席をすべて一人占めすることになる。
しかし野党はもちろん学界とハンナラ党内部ですら国内政治環境を無視した独裁的発想という批判の声が出ている。シン・ユル明知大教授(政治外交学科)は「米国は多数党が常任委員長まで引き受けることになっているが、与小野大が大統領制の本来の姿という線上から出きた制度」として「与党が争点懸案ごとに職権上程する我が国のような政治環境でハンナラ党案を推進すれば恣意的な権力乱用の可能性が高くなるだろう」と話した。
ノ・ヨンミン民主党スポークスマンはこの日、懸案ブリーフィングで「99匹の羊を持った金持ちハンナラ党が100匹にするために貧しい野党の一匹の羊まで奪うということ」として「結局、過去の独裁政権時期に戻そうという発想」と批判した。パク・ソニョン自由先進党スポークスマンも「ハンナラ党が何でもやるという多数党の横暴」と批判した。
ハンナラ党のある4選議員は「多数党の一方独走牽制装置を用意した後に推進しなければならない」とし「やるにしても19代国会からにしなければならない」と話した。
キム・ジウン,ソン・ヨンチョル記者mirae@hani.co.kr
原文: 訳J.S