本文に移動

ラーメン、辛いほどよく売れる?

登録:2014-05-21 13:17 修正:2014-05-22 05:47

辛いラーメン市場占有率 59%
‘プルタク ポックムミョン(鶏肉激辛炒め麺)’毎月 60億ウォン 売上
‘ヨル(熱)ラーメン’売上も60%成長
「他の味が混じっているため辛さ故かは疑問」

 青陽唐辛子のように辛い‘辛いラーメン’の人気が続いている。 ところで、どのラーメンが最も辛いのだろうか?

 先月、辛味を一層強化した‘チョルビビム麺’を出した八道(パルド)が‘辛いラーメン順位’を20日発表した。 八道が各社の資料を総合した結果を見れば、スコビル指数(SHU カプサイシン濃度測定指数)基準で最も辛いラーメンは八道の‘トゥムセラーメン パルゲトク’(8557SHU)だった。 2位はイーマートの‘挑戦ハバネロラーメン’(5930SHU),3位はオットゥギ‘ヨルラーメン’(5013SHU)だった。 辛いラーメン人気を追い立てた三養(サムヤン)食品の‘プルタク ポックムミョン(鶏肉激辛炒め麺)’(4404SHU)が後に続いた。 元祖’辛い味’ラーメンで最も多く売れている農心(ノンシム)‘辛ラーメン’は2700SHUで9位であった。 スコビル指数はカプサイシン濃度を通じて辛い味を測定する指数だ。 青陽唐辛子が4000~1万SHU程度の数値を示す。

 '辛いラーメン' はラーメン市場の一つの流れだ。 八道が市場調査機関リンクアズテックの資料を基準として分析した昨年の辛いラーメン市場占有率は59.3%であった。 2012年4月に発売されたプルタク ポックムミョンは、2013年10月から毎月60億ウォンの売上を上げ、去る3月には累計販売1億個を達成した。 既存のビビン ソーメンより辛い味を8倍強化した八道チョルビビム麺は、去る3月に発売された後一ヶ月間で120万個が売れた。オットゥギ ヨル(熱)ラーメンも、昨年の売上が2012年対比で60%成長した。

 流通企業でも辛い味のラーメンが多く売れていることが明らかになった。 イーマートでは辛いラーメンが今年に入り5月19日までに昨年同期に比べ10.6%多く売れた。 同じ期間のラーメン全体の販売量は逆に5.8%減った。 イ・ムサン八道麺研究チーム長は「辛い味を求める消費者がますます増え、業界の辛い味競争もより一層激化すると予想される」と話した。

 ラーメン業界では辛いラーメンがよく売れているが、まだ‘熱風’と見るには難しいという見解が多い。 農心関係者は「辛いラーメンは2011年~2012年に人気を呼んだココ麺など‘白いラーメン’のように完全に新しい味ではない。 まだラーメン販売順位を覆すほど定着した製品はないようだ」と話した。

 国内の‘元祖辛いラーメン’は昨年市場占有率1位(ACニールセン資料で14.9%)の農心‘辛ラーメン’だが、農心側は「辛ラーメンは現在の辛いラーメン トレンドに括られる商品ではない。 流行とは関係なく、着実に年間10億個の販売高を上げている」として一線を画した。 辛い味人気を牽引したプルタク ポックムミョンの三養食品側も「辛いほどよく売れると見ることは難しい。 プルタク ポックムミョンは、辛い味と汁のないラーメン企画が相まって成功したもの」と説明した。 オットゥギ関係者は「辛い味側にマーケティングを強化しているわけではない。 辛い味のゴマラーメンの場合も、ピリピリすると同時に香ばしい味を併せて強調している」と話した。

キム・ヒョジン記者 july@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/638077.html 韓国語原文入力:2014/05/21 10:16
訳J.S(1550字)