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安重根100年展‘獄中決起’そっくり

原文入力:2009-10-22午後09:14:47
芸術の殿堂 書道博物館 特別展 国内外に散った34点一堂に

ノ・ヒョンソク記者

安重根100年展‘獄中決起’そっくり

‘大韓国人’.
義士安重根(1879~1910)に関して、今韓国人が最もしばしば思い浮かべる文字だ。中国,ハルビン駅頭で朝鮮侵略の主謀者 伊藤博文を射殺した後、監獄で彼が文字を書く度に名前の前に号のように力強い楷書体で書いたこの字がこのごろは韓国民族主義の象徴アイコンとなった。自動車の後窓に、ドアに、ノートに、各種プラカードに彼の親筆がデザインのように貼られ日常をさまよう。今や安重根は文化的コードにまでなったが、本来‘大韓国人’の文字と手形が捺され仕上げられた彼の書の全貌がどんな内容と経緯を含んでいるのかを知る人は少ない。唯一の遺品であり、彼の人生が込められた唯一の実体である書は長年、大韓国人という文字の陰に遮られていたためだ。

安重根は中国,旅順監獄で死刑が言い渡された1910年2月14日から3月26日死刑になる日までの40余日間、多くの書を書いた。今まで知らされたものだけで50点余り。日本人検察官,看守,憲兵などに渡されたこれら遺墨の相当数は解放後に国内国公立博物館と個人に手に渡されたが、一部は依然として日本,中国,米国などの地に散らばっている。彼の挙事100年ぶりに国内外に所蔵された親筆34点が一堂に集まることになった。ソウル芸術の殿堂書道博物館が安義士殉国100周忌を記念して26日から来年1月24日まで開く‘安重根-独立を越え平和へ’特別展だ。故人の息遣いが宿った唯一の遺品だが一度もきちんと集まって展示されたり研究される機会がなかったという物足りなさが喜びを倍加する。

←安重根義士 上半身ハガキ写真

世間を風靡した‘一日書を読まざれば口内に刺が生える’という意の‘一日不読書口中生荊棘’と‘国家安危労心焦思’のような名品の書が久しぶりに公開され目を喜ばせる。厳正で簡便な大胆な筆致で書いたたった二文字の‘独立’(日本人所蔵・上側写真)と国内初公開の日本竜谷大所蔵の書3点、‘天が与えるというのに受けなければかえって災いを受けるだけ’という意の書‘天与不受’等も展示される。

安重根の漢字文字は厳正で直線的な唐の顔真卿体楷書と行書を駆使している。32才という年齢が信じられないほど画の緊張感と構成の密度感があり、門外漢にも書いた人の気性がはっきり伝わる特徴がある。

イ・ドングク キュレーターは「幼少から四書三経などの儒教経典に通じ天主教と西欧思想などにも心酔した安義士の知識人的,文化人的アイデンティティが文字にそのまま現れている」とし「遺墨はまさしく彼の実存それ自体だろう」と語った。一方、展示には安義士の裁判光景等を含む当時の言論のスケッチ記録集と逮捕後に撮られた安義士の上半身ハガキ写真(写真下),夫人と二人の子息の写真など貴重写真も初公開される予定だ。 (02)580-1651~3.

ノ・ヒョンソク記者nuge@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/383419.html 訳J.S